旧法の特徴

家基本的に土地や建物などの不動産を持つ人というのは裕福な人ですし、経済的に恵まれた立場にある人です。豊富な資産、財産を持つ人が多くを占めていましたし、そうした人たちが土地や建物などの不動産を貸し出していました。借りる側の人はどうしても貸す側の人よりも立場が弱くなってしまうことが多かったですし、貸してくれる人からの要求には逆らえないことが多かったため借地借家法ができました。つまり、経済的にも立場的にも弱くなってしまいがちな借家人、借地人を保護することを目的として旧借地借家法が誕生したということです。

もし借地借家法によって借家人や借地人が保護されていなかったとなるとどうなるのでしょうか。先ほどもお話したようにどうしても立場が弱くなってしまいますし、今すぐ出て行けと言われたらそれに従うしかなくなってしまいます。どこにも行くあてがないのにいきなり出ていけと言われても困ってしまいますし、明日からの生活も立ち行かなくなってしまうでしょう。こうしたことが起きないよう借家人や借地人を保護するために借地借家法が誕生しました。これだけ聞くととても素晴らしい法律のように思えますが、実はさまざまな問題点もあったのです。